優柔不断を改善する「必要はない」理由を食らえ

何かとまるでいけないことのように言われがちな優柔不断という性格

 

しかし本当に悪いことばかりなのでしょうか？　見方を変えれば考え方も変わります

 

性格を変えるのは難しいですが、考え方を変えるのは意外と一つの気付きだったり一言の言葉だったりするものです

 

ポジティブな優柔不断になりましょう！

迷ってよし！

 

 

 

 

決められない

優柔不断と言えばまず間違いなくイメージされる「決められない」という性格

 

食事に行ってはメニューと何分もにらめっこし

 

服を買いに行ってはフロアを行ったり来たり

 

 

当然ながらこれは悩むからです。どちらが良いのか、どちらの方がリスクが少ないのか

 

何でもスパッと決められる人を羨ましく思うかもしれませんが、ちょっと冷静に考えて欲しい

悩んだ末に掴んだ選択の方が絶対に「失敗」という結果は少ないはずです

 

強調します。優柔不断の方が失敗は少ないのです

だって考えてるんだから。もし二択で悩んでいたなら正しい選択をする可能性は50％より上になってるでしょ。絶対

 

問題は失敗した時に後悔してしまうこと

 

即決した人が失敗した場合、結果も「そんなものか」と軽く受け止めるのに対し、悩んだ末に失敗してしまった人は深く落ち込むことが多いでしょう

 

ここが考え方を変えるポイント

悩んだ末に選んだものの方が絶対に失敗のリスクは減っているんです

悩むのは悪いことではありません。やれることはやったのですから失敗したとしても後悔する必要もないんです！

 

存分に悩み、失敗だったとしても「出来る限りのことはやった」と開き直ってしまいましょう！

 

これでいいのだ！

 

 

聞きたがり

自分一人で決められず、色んな人の意見を聞いてしまう

 

あるある～

 

意見聞く人の方がよくないですか？

一人で何でも決めてしまって成功する姿は格好良く見えるかもしれませんが、現代社会ではわからないことは聞き、周囲と相談する人物の方が信頼されます

 

もし内心「それくらい自分で考えろ」と思われていたとしても、そんなのは一時的なこと

よく質問、相談しコミュニケーションを取ってくれる相手の方が互いの人となりがわかり仲良くなれます。人間そんなもんです

 

自信が無ければどんどん意見を聞きましょう。現代において慎重はリスクを減らす、求められる性格です！

 

 

ポイントとしては「～～について悩んでいる」と漠然と伝えるよりも

「～～についてどう思いますか？自分はこの点が気にかかる」と要点を明確に質問した方がより前向きな印象を与えられるかも

 

 

考えすぎてしまう

優柔不断な人は失敗を恐れ、必要以上にあらゆる可能性を考えがちと言われます

 

ですがどうでしょう。考え過ぎなんてことがあるのでしょうか

 

可能性を想定していた方が、実際にそれが起きた時の第一歩の対応は素早く行えます

 

そんなものあってはいけない状況でありながら、未だに「想定していませんでした」という事件は後を絶ちません

年始に騒がれたコインチェック流出事件もそんな感じですよね。よく知りませんけど

 

沢山考え、可能であれば不安点を周囲と共有して下さい。それが優柔不断という利点を持って生まれたあなたの役目なのです！

 

もし鬱陶しがられたとしてもいつか事件が起きる時にわかるでしょう。心配しておいてよかったと！

 

 

リーダーになれない

失敗を恐れ、決定するのが苦手なためリーダーシップがとれない

これを欠点とすることがあるらしい

 

だいたいねえ！　リーダーなんてそんなにいらないんですよ！！

船頭多くして船山に上るって言うでしょう！

 

船が山に上るならすげーじゃねーかなんて意見も聞きますけれど！

すげーけどその後どうすんだよって話ですよ

 

何でもズバズバ決めるリーダーの役割もいれば、その横でリスクを想定しフォローする役も必要です

 

そして当然この世ではリーダーよりそれ以外の人の方が多いのです！

 

優柔不断という性格はリーダーの適性が無いと捉えるのではなく、リーダーを補佐する役目に適性があると考えてはどうでしょうか

無理して性格を変えようとするよりも、補佐としての能力を高めた方が遺憾なく力を発揮出来ると思います

 

 

例えばリーダー気質の人と食事に行くとしたら

相手がここに行くと決めた後に「そこはこの時間混んでる、遠い」などと指摘するのではなく

先回りしていくつか条件の良い店をピックアップし、その中から選んでもらうような動きが出来ればもうプロ優柔不断でしょう

 

ストライカーではなくセンタリングの鬼になりましょう！ 

 

最後は決められる人が決めてくれます！

 

 

気遣いが出来る

優柔不断な人は周囲に気を遣い過ぎると言われています

 

いいじゃないですか気遣い。気遣い出来る人間は素敵です

 

周囲のことを一切考えず好き勝手暴れまわる怪獣のような人物よりよっぽど好感持てませんか？　少なくとも僕は好感を持ちます

 

気にし過ぎ、疲れてしまうこともあるのかもしれませんが

その時は誰かに頼ってしまってもいいでしょう

 

細やかな気遣いが出来るあなたならきっと親身になって愚痴を聞いてくれる相手も作れます！

 

 

あの人はこれが苦手だったはず、ああこのワードは彼には禁句、こっちの彼女にはこんな事情があるから触れないように・・・。

 

自覚して下さい。コミュニティの調和を取っているのはあなたです

 

優柔不断は才能です！

 

 

まとめ

強引ですか？　大げさ？　紛らわしい？

それくらいで丁度いいんです！

 

優柔不断なんて利点が沢山ある素敵な性格です。問題は本人が負担に感じたり損していると思いネガティブになっていること

 

この記事を読んで「いやそうじゃない、自分はこの性格を変えたいんだ」と思われる方もいるかもしれませんが

 

だとしても性格を変えるなんて今日明日で出来ることではありません

 

であればまずは今思考のスイッチを切り替え、ポジティブな優柔不断を目指してみること

 

それから性格そのものを変えていく方が負担も少なく、スムーズなのではないでしょうか

 

ポジティブ優柔不断ってかっこいいじゃないっすか！

 

無理して欠点を直すのではなく、自分の良いところをきちんと認めて伸ばす

そんな人間の方が魅力的だとロボは思いますよ！