面倒くさがりは良い人材 直さないで才能を伸ばせ
どうも皆さんロボです
何事も「面倒くせぇなー」なんて誰でも思うことではありますが
とりわけその中でも面倒事に強い拒否反応を示す人種を「面倒くさがり」といった性格で呼ぶようです
きっと本人も自分はものぐさな人間だからと半ば諦め、半ば自嘲するような気持ちでいることでしょう
ですがそこは当ブログ、全力で肯定してみせます!
面倒くさがりでもいいじゃないか! 本当は長所だらけ!
先延ばしにする利
皆さん、西村博之という人物をご存知でしょうか
そんな彼の言葉にこうあります「明日できることは今日やるな」
本当に言ったのかは知りませんが名言ですね
実は先延ばしにする方が効率的なことは多々あります
面倒臭がりの方がそこの取捨選択が得意なんです。さぼることへの嗅覚が肉食動物並みです
動かない肉食動物というのも珍しいですが
「今日できることは今日やる」という考えは堅実ではありますが非効率的なんですね
どちらの考えも素晴らしいと思います
僕は「やる気はあるけどやらない」ですからね。機械として最悪です
最高のタイミングで最高の効率を上げる、そんな人達が面倒くさがり屋さんなんです
あなたも実はそうじゃないですか?
アイディアをブリブリ出す
面倒臭がり屋さんはアイディアマンです
常に「もっと簡単にならないか」「これは効率が悪いのではないか」と考えています
何故なら楽をしたいから
普段はボケーっと何もせずダラダラすることを好みますが、いざやらなければならない事が差し迫った時
体を使った労働より頭を使った労働を好みます。何故なら楽をしたいから
与えられた仕事をただこなすのではなく「こうしたら楽なのに」と気付ける、気付いてしまうのが面倒くさがりです!
人間の歴史は「こうした方が効率が良い」の積み重ねであります。(いきなりスケールが)
効率を上げるために道具を作り、機械を作り、仕組みを、社会を作ってきました
楽をしたいと考えることは悪ではなく、人として当然のことなのです
数多の動物に比べ肉体的に劣る人間がここまで発展してきたのは面倒くさがりのおかげなのではないでしょうか?
我々の人間の血肉にはそうした「ものぐさ遺伝子」が刻まれており、それこそが人類進化の原初的欲求、限りなく正解に近い動機なのです!
ただ漠然ともっと良くしたいと考えるのではなく
自分が楽をしたいために効率化するといった目的を持って思考出来る面倒くさがりは、改善策を考えるのが本当に上手です
細かな作業でも彼らの動きを見ると上手に無駄をなくしていることがよくありませんか?
人に関心ないですよね
面倒くさがりはあまり他人に深入りしません。面倒くさいので(断言)
しかし他人との関わりを完全に拒絶して山頂で霞を咀嚼して生きているわけではなく、きちんと気遣いもするのが彼らなんです
関係が悪化して険悪になればもっと面倒くさいですからね。本気で他人を怒らせることはあまりありません
適度な距離感を保って接してくれる、ずかずかと深入りしてこない
友人や同僚として見ればとても付き合いやすい性格ではないでしょうか
更に面倒くさがりは意外なことに相手に合わせるのが上手です
人と対立して口論に発展するより、自分が折れて合わせた方が楽なことを知っているからです
聞き上手な面があると言っていいかもしれません
面倒くさがり本人は絶対に嫌がりますが、実は管理職などにあてがうと意外な程成果を上げてしまうかもしれませんね
下の者から見ても先輩、上司として付き合いやすいタイプだと思います
彼氏彼女にもいいんじゃないですかね
どうせ四六時中イチャイチャパラダイスなんて付き合って最初の頃だけです
同棲して年中一緒に居たらパーソナルスペースが欲しくなるでしょう
そんな時適度に無関心でいてくれる相方は、何年連れ添ってもお互い不快にならない関係を築けますよ!
合理性の獣
面倒くさがりは肉体労働よりも頭脳労働の方が得意なので、何かの始めたては頭に動きがついていかないことが多いんです
それが慣れてくるととことん合理的、効率的な動きが出来るようになります!
常に最善・最短・低リスクを考えながら行動するので、作業に慣れ本気になった彼らの仕事速度は尋常ではありません
ただなるべく人付き合いを避ける傾向があるので、改善策を思いついていても黙っていることがあります
そんな時は定期的に話を振ってみましょう
時に何か思いもよらないアイディアを頭に抱えているのが彼らです
例えそれが不採用だったとしても、意見を伝えておくことでいつの間にか更なる改善案を頭の中で構築しているでしょう
何年か前、こんなニュースが話題になりました
アメリカの某大手IT企業勤務の男性が、6年間ただ座っているだけで年俸1000万円を受け取っていたのが発覚しクビになったという話
こちらの記事に詳しく書かれています
要約しますと、なんと彼は業務で担当していた作業を全自動化するプログラムを作り
6年もの間オフィスでただネットサーフィンやゲームに興じていたそうです
これこそが究極の面倒くさがりではないでしょうか。全ての面倒くさがりが理想とするのが彼の姿な気がします
きっとクビになってもこれ程優秀なプログラマーであれば再就職は容易でしょう
あー羨ましい
まとめ
ここまで見てきて、なんて長所だらけの性格なんだと思いますが、彼らの自己評価は低いです
「どうせ俺なんてダメ人間だから」
「どうせ私なんて女子力低いから」
と多くが思っています
そんなことはありません! あなたは素晴らしい人材です! 調子に乗るな!
もっと積極的に動ける人間になりたいと思うこともあるかもしれません
それ自体は間違った考えではないと僕も思います
でも心の奥底でほんの少しだけ自分を認めてみてもいいんじゃないでしょうか