大相撲で市長が倒れ行司が不適切なアナウンスをした件について私見
どうも、バケツです
昨日、一昨日あたりから話題になっているニュース
大相撲の春巡業で土俵上で挨拶していた市長が突然倒れ、その救命措置に女性が土俵に上がった際
「女性は土俵から降りて下さい」と数回に渡りアナウンスが流れた件
ちょっと言いたいことあったんで書きます
別に逆張り炎上狙いとかじゃなく、素直に思ったことを
まずは救命措置を行った女性。素晴らしい行動力です。尊敬します
医療の知識はありませんが、もしあったとしてもあれだけ大勢の前に出ていって冷静に活躍出来るかと考えても自分ではわかりません。想像も出来ません
皆さんならどうでしょうか
次にアナウンスをした行司について
可哀想だと思っています。散々批判され叩かれているこの状況が
もちろん救命措置をしている女性に対して土俵から降りろと言うことが適切であるとは思いません。批判されても仕方ないことでしょう
しかし批判している方々はどうも昨今の相撲教会への不信感、不快感に絡めてだいぶ感情的になっているように見えます
これを見て下さい
こちらを読むと、アナウンスを行ったのは若い行司で周りの観客に
「女性を土俵に上げていいのか」
と迫られ、パニックになってあのようなアナウンスをしてしまったとあります
不適切であったとして謝罪していますね
舞鶴市での巡業中、舞鶴市長が倒れられました。ご無事を心よりお祈り申し上げます。応急措置をしてくださった女性の方々に深く感謝致しますとともに、応急措置のさなかの不適切な場内アナウンスを深くお詫び申し上げます。再発防止に向け、早急に対応方法を整備致します。→https://t.co/IjyqlHhNEh
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年4月5日
これを保身のための嘘だ、でたらめだと言うのもいいかもしれませんが
少なくともこの行司がもし僕だったら、自分がその立場だったとしたら
パニックを起こしかねない状況だと思います
なので嘘とは言えませんし、パニックを起こす気持ちもよくわかるのであまり批判的な気持ちにもなれません
皆さんだったらどうでしょうか
自分がマイクを預かる立場で、目の前で急に大事な来賓が倒れ、冷静に対応出来るでしょうか
どうしてもこの件は突然の状況でも冷静に行動出来た女性と、パニックを起こしてしまった若い行司の対比に見えてしまいます
女性は凄い立派だと褒め称えられる一方、パニックを起こした男性は不適切だと叩かれる
先にも述べたように女性が立派だったのはその通りです。一切非の打ち所がない行動でした
では行司は・・・
急に人がぶっ倒れて、周りのお客からオイあれいいのかよなんて言われて慌てるのはそんなに悪いことなのでしょうか
悪いことなのかもしれません。社会において一時のパニックでも不適切な発言をしてしまうのは許されないのかもしれません。ネットで何もかも拡散してしまう日本では
恐ろしいことですねえ
また、土俵上女人禁制の伝統については全く悪いと思いません
だってそういう「分けのわからないルール」の集合体が伝統であり宗教、文化でしょう?
土俵に女性を上がらせないのは差別と主張する方々が
「神に祈らないと天国に行けないのは差別」とか
「宗教は理論的におかしいので神社仏閣教会は全部潰せ」
とまで主張するのであれば、それはもう立派な意見だなぁと感じます。皮肉じゃなしに
でもそうじゃないんでしょう?
土俵が女人禁制である件と
行司がパニックで不適切なアナウンスをしてしまった件と
相撲協会への昨今の不信
それぞれ全く別の問題であり一緒に論じるべきではないと感じています
なんか丁度良くてタイムリーだからなんて理由で感情的に批判している方が多いように見受けられます。違ったらすみません
以上、私見でございました。申し訳ありません
僕は行司を擁護する立場
とまではいきませんが、どうしてか自分が批判されている気持ちになってしまい可哀想だから程々にしてあげて欲しいなぁと思う次第です
皆さんはどうでしょう