大人でも中耳炎になった滲出性中耳炎の話
どうも、耳です
いつもくだらないことばかり書いているブログですが、今日は以前中耳炎を患った時の話をしようと思います。
僕は医療従事者でもなんでもないので日記だと思って下さい。
大人でも中耳炎になるようです
えー、中耳炎は子供の病気というイメージがありました。
実際に患者は子供が多いそうです。
だが僕はロリでもショタでもありません。体は大人でございます。
中耳炎になった経緯として、ある日耳の奥が痛いような気がしたんですね。つってもほんの一瞬ちょっとだけ痛い。
それが半日ほどの間に数回ありました。別にそんなに大したこともなかったので気にしなかった。
大人になるとどっかが痛いとか普通なのでね。
どこかしらは常に痛い。心とか。
それから翌日か翌々日あたりかな?
耳鳴りがね。キーンとしまして。
耳鳴りも別に騒ぐことじゃないんですが、多かったんですねこれも。
一日のうちに何回か耳鳴っていました。フェス状態。
流石に自分でもそろそろ
「故障かな?」
なんて思い始めました。
でもほっといたら治るだろってね。
ほっといたら治るなんて馬鹿だなーなんて思いがちですが、これは今まで経験上どっかおかしくてもほっといたら治ったことが沢山あるからなんですよね。
だから仕方ない。僕は合理的です。
その日は寝て、次の日起きてからですかね。右耳がね。右耳って言いづらい。
右耳が聞こえなかったんですよね。
正確に言うと全く聞こえないわけではなく、耳栓をしているような状態と言いましょうか。耳は塞いでないのに塞がってる感覚。
ただこれ起き上がったりすると状態変わるんですよ。
起きてしばらくするとフッと耳が通ったり、逆に頭動かすとまた塞がったり。
もう感覚的にわかるんですよね。「あーこれ鼓膜の奥になんか溜まってんな」って。
病名「滲出性中耳炎」
耳が塞がっている状態で数日過ごしていました。
症状はどちらかと言うと悪化していった感じ。最後の方は常に塞がってましたね。
これ、単純に音が聞こえづらいだけじゃなくて、騒音の中だと近くで話されても理解出来ないレベルになるんですよ。
片耳聞こえないから音の立体感無くなるせいかな?
んでいよいよ耳鼻科に行きましたね。
大きいとこじゃなくて近場の町医者みたいな小さな専門耳鼻科。受け付けの看護婦さんの声とかお医者さんの声とかもあんまり聞こえないのね。
常に頭に「?」が浮かんだまま、なんとか聞き取れた単語を繋げて常時推理ゲーム。
まだ聞こえる左耳を相手に向けて聞くから常に半身。
耳鼻科の受け付けだったらもっとはっきり喋れ。
先生はお爺ちゃんだったんだけど、言ってること半分くらい聞こえなかった。
診断は耳に音波を出す機械? みたいなのを当てて鼓膜の反応を見るっぽいんだけど、一応両耳やられた結果衝撃の一言
「右が酷いけど左も相当悪いね」
両耳かーい! 通りで聞こえないと思ったわ!
問診でしつこく聞かれたのが「強く鼻をかまなかったか」ということでした。
どうやら耳鼻科と言うくらいなので鼻と耳はかなり関連性が高いらしいです。
確かに僕は軽い鼻炎と花粉症がありましたが、最近そんなに強く鼻をかんだ記憶はない。というか鼻かんだ記憶すらない。
それを伝えると先生は解せない様子でしたが、まぁいいやってことで診察終了。薬を一週間分出すから飲み終わったらまた来いとのこと。
帰り際鼻の通りをよくする煙を吸います。鼻から。両鼻から。
こう、Uの字になってる煙の噴出口を鼻に突っ込んで終わるまで待つんですね。
これがもーー本当嫌で!
Uを鼻に突っ込んだままどういう顔してたらいいのか!
隣で看護婦さんが黙って見てるんですよ。冷ややかな目で。
僕もなるべく目を合わせないようにして無言。何のプレイかと。僕にそういった趣味はございません。
滲出性中耳炎について調べた
耳鼻科では滲出性中耳炎がどういったものか詳しい説明はありませんでした。
されたのかもしれないけどちょっと何言ってるかわかんない状態でしたので、帰ってからネットで調べてみました。
滲出性。にじみ出るって意味ですね。
滲出性中耳炎は鼓膜の奥にある空間に「汁」的なものが染み出してきて溜まる病気だそうです。汚え。
症状は多くが難聴のみで子供に多い病気らしい。
すみません大人で患ってしまって。
「汁」的なものは病気だから染み出すわけじゃなく、普通は染み出しても耳から鼻の方に流れるか、鼻から空気が入って乾燥するんだそうです。
ただ鼻の炎症などでその通り道が塞がってしまうと、抜け道がなくなり汁が溜まると。
放っておくと癒着性中耳炎や真珠腫性中耳炎などに悪化して大規模な手術が必要になることもあるそうな。怖い。
治療すれば大体は治るが、慢性化したり完治に長い期間かかることも多いそうな。怖い。
よくある中耳炎と言えばの、耳が痛くて膿が出て子供がなるやつは
「急性中耳炎」と言うらしいです。
治療について
結論を先に書くと、僕の場合一週間分の薬を飲み切った時点でほぼ完治出来ました。
やったぜ。
出された薬は確か記憶を辿ると、錠剤が抗生物質含んで3、4種類ほどと点鼻薬一つ。
点鼻薬ってわかります? ノズルを鼻に突っ込んでシュッて吹くやつ。これも人前じゃ出来ないね。
普段僕は熱などを出して病院で薬を貰ってもかなり適当にしか飲まないタイプなのですが、今回は割りとちゃんと飲みました。何回か忘れましたが。
薬を飲み始めて5日目か6日目あたりで耳詰まりが解消されていき、丁度一週間ほどで症状はほぼ無くなりましたね。
僕の場合はすぐ治りましたが、なかなか改善されない場合は鼓膜を切って汁を出したり、その切った穴にチューブを埋めて風通りを良くしたりといった手術をすることもあるそうです。
手術ねぇ……。
正直言って、僕は変態です。
手術、受けたい。鼓膜、切りたい。
だって鼓膜を切るなんてそんなにリスクも無い上にそうそう経験出来ることじゃないですよ。
あと耳に溜まった汁出して風入れるの気持ち良さそう。
「鼓膜切った話」という5分ほどの持ちネタが出来ます。薬飲んで治ったじゃネタになりません。
まぁ結果は残念ながら薬飲んだら治っちゃったんですが。4日目あたりまでは全く治ってる感じがしなかったので、
「次病院行ったら鼓膜切ってもらおーっと」なんて思ってました。
手術が嫌な人は結構怖いかもしれませんね。
その後病院にもう一度行き診察を受け、念の為薬をもう一週間分出してもらい、帰りに鼻ノズルソロプレイを看護婦さんに見てもらい、終わりました。
原因はなんだったのか
お医者さんも釈然としてませんでしたが、僕としても原因に思い当たる節がありません。
鼻は確かに良くないですが、中耳炎になった前後で特に悪かったということもなく、体調も特に崩しておりません。
「何故今?」という疑問は残ります。
思い当たるとすれば、ヘッドホン。
僕は家にいる間PCをいじっていることが多いのですが、スピーカーは使っておらず常にヘッドホン付けっぱなしの状態です。
いちいち付け外ししないので、何か音が流れているいないに関わらずヘッドホン付けっぱ。
これじゃね? 先生に聞くの忘れたけど、原因これじゃね?
ただ調べてみると、ヘッドホンやイヤホンが耳に悪いという話は確かに書いてありますが、これが原因で中耳炎になったなんて事例は見つかりませんでした。
どうなんですかね?
ただどっちにしろ長時間の使用はあまり良くない感じはする。
と言いつつ今もまだヘッドホンは使っております。
滲出性中耳炎の耳詰まりは確かに解消されましたが、今でもなんとなく再発しそうな感じはある。
言葉に出来ないレベルの違和感、不安感が耳にあります。
耳に爆弾を抱えておる。
慢性化したら面倒だからなぁ……スピーカーの導入を考えております。
ヘッドホンやイヤホンが原因かはわかりませんが、最近中耳炎になった大人の話をよく見る気もする。
音楽をよく聴く方などは一応気をつけましょうね。