【フリーゲーム】グランシール・クロニクルを紹介!周回要素付きのてごわいシミュレーション!
どうも、一兵卒です
フリーゲーム紹介!
今日は『Grandseal Chronicles-グランシール・クロニクル』SRPGStudio製ゲームです。
ルート分岐あり全45マップの大作なんだけど、いきなり2周しちゃった。面白かった!
色々とそつがない、あらゆる点でクオリティの高いしっかり作り込んである作品でした。
内容見ていきましょう!
グランシール・クロニクルの内容
ストーリーについて
主人公の領地が謎の敵に侵略されるのを皮切りに、国家間戦争に発展する大陸でその影に暗躍する存在を突き止め立ち向かっていくストーリー。
真面目な感じです。
真面目って言われてもなんのこっちゃなんですが、SRPGを様々やってきた経験で言うと、ギャグ寄りだったりファンタジー寄りだったり小規模な話だったり、国よりも個人にフォーカスした作品だったり本当に色々とあるのですが
グランシールクロニクルは本家FE、それもGBA以降からDS以前あたりの作品に近い感じがします。
適度に個人も大切にしつつ物語の本筋は一貫してシリアスな戦記物になっている。
ただ終始そんな雰囲気というわけでもなく、支援会話では笑えるような話もありますしメインストーリーでは真面目なキャラクターもボケやツッコミになっていたりします。
支援会話について
同じユニット同士を使い続けるとインターバルで支援会話が発生します。
これを発生させることで、マップ上支援ユニットを近くに配置するとステータスにボーナスが入るのですが、それはいい。それより凄いのが分量と文量。
一人に平均6~7種類とか支援会話が存在していて、一言二言ではなくがっつり会話している。キャラ数も沢山いるので2周程度じゃ全て見切れない。何周もしたくなります。
それからFE恒例ではあるんですが、全てクリアした後のエピローグね。
無事生き残ったキャラクター達についてエンディングでその後の人生について語られるんですが、これが支援によって変化するんです!
支援会話が進んで恋仲になったキャラ達はエピローグでその後結婚してたり、関係が変わったり。
これ1周しただけじゃわからない。強いキャラだけ使うんじゃなく、支援を集めつつ何周も遊びたくなる要素です。作るの大変だったろうな~。
ゲームバランスについて
バランスとてもいい感じ。
難易度選択は5種類あります。
ハードから経験値2倍のエリートモードまで。僕はノーマルとエリートでプレイしたんですが、初見ノーマルは結構難しかったですね。
マップセーブが無いので、30分かけてボスまでたどり着いての緊張感がすごい。マップ後半まで行ってから誰かが死んでリセットもしばしば。
SRPGStudio製だとマップセーブ出来るものが多いので、途中でやられるとうがーって発狂しそうになるけど、昔何度もリセットかけながら増援や敵の動きを学んで少しずつクリアしていったFEをやっていた頃を思い出しました。
エリートは経験値2倍でマップにセーブポイントが存在するということもあり、SRPG初心者でも気楽に楽しめるのではないでしょうか。
キャラがやられても能力値が下がるだけでロストはしないようです。
ただこの作品キャラクター数がとても多く、話が進むにつれレベルの高いユニットがどんどん仲間になっていきます。成長率も案外悪くない。
実は結構な数ユニットロストしてもなんとかクリア出来るような設計になっているようです。むしろ使用ユニットどんどんとっかえていった方が楽な気も?
クリア特典と周回について
これどこにも書いてないから見つけてびっくりしたんだけど、クリアデータをセーブした状態でニューゲーム開始するとクリア特典としてポイントが貰えるんですよね。
んで、そのポイントを使って様々な貴重なアイテムを購入出来る。
無限武器とか無限クラスチェンジアイテムとか購入額半額のカードとか成長率全アップアイテムとか。
こういうの大好きです!
スパロボとかやると最低4周くらいしちゃうタイプなんで、クリア特典、周回プレイ大好き!
クリアした難易度によって得られるポイントが違うようです。
ノーマルだと2000、エリートだと500。
ポイントが少ない時のおすすめは無限鉄斧(200)と無限リフ(300)ですかね。無限リフって字面凄いな。
ただ惜しむらくはこのクリア特典、累積しないんですよね。
クリア特典を得たデータでクリアして、再度ニューゲームを開始すると前回まで持っていた特典アイテムは無くなってしまいます。
ツールの仕様の関係かあえてそうしたのかはわかりませんが、個人的にはどんどん累積して最強データを作らせて欲しかった。それがあれば多分余裕であと5周はしてましたね。暇人ですね。
攻略に関して
特別に難しいってマップは少ないです。
ただ全体的に敵配置やマップ構造が巧みに作られていて全般難しい。特に成長したキャラクターの少ない序中盤はきついです。
ノーマル以上の難易度で全員生存クリアを目指すなら何度かリセットは覚悟しなければいけないでしょう。
危険なのは飛兵。
ドラゴンナイト系が大挙して押し寄せる場面は多いです。
剣>槍>斧>剣の武器三すくみや飛行に弓や風魔法が特攻する仕組みはあるのですが、弓兵は全体的に耐久力が壊滅的。守備ひっくい。連打されるとすぐ死にます。
飛兵が沢山いるからと弓兵や魔道士をありったけ投入すると壁が保てず後衛が襲われてリセットになりがち。
これに限らず、グランシールクロニクルでは斧が大事な感じがしました。
ドラゴンナイトやアーマー、槍歩兵など槍装備の敵が多い。対してこちらは斧が装備可能な職が少ないので、大事に育てていきましょう。
クラスチェンジすると複数武器扱えるようになるキャラも多いので、その時は斧が使えるような分岐を選んでおくと便利です。
威力はそれなりで命中が高めの鉄の斧だけでかなり活躍出来ます。
まとめ
楽しませていただきました! ありがとうございました!
しっかりと国家の背景設定まで練られたシナリオライン、テストを繰り返したであろう攻略マップ、多くのキャラクターと支援会話
あらゆる点で完成度の高い、手間をかけた作品と感じました。
これぞ王道、SRPG好きならやって後悔することはないでしょう。
ただノーマルでも結構厳しいんでね、慣れてない人はそこ覚悟してね。
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