世の中褒めロボ

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決闘しても別によくないか?ってことで現代風ルール考えてみた

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どうも、侍でござる

 

 

ちょっと適当な話するね?

決闘罪ってご存知でしょうか

デュエルと読まないで下さい。けっとうです

「みんなが知らない日本の変な法律」で有名な決闘罪。知らないのに有名なのでございます

少し順を追って話を進めていこう

 

 

決闘罪ニ関スル件

知らないことで有名なので知らない人も多いでしょう。軽く決闘罪について説明しようと思う

決闘罪とは読んで字の如く「決闘することを罪とする法律」

また、「決闘の申し合わせとそれに関わった者」も合わせて罰を受ける法律です。実際に戦うまで至らなくても申し合わせだけでアウトの可能性があります

例を見てみましょう

 

決闘罪が適用される可能性のある例

A「お前気に入らないから◯月◯日喧嘩しようや」

B「わかった受けて立つ」

C「手は出さないけど卑怯な真似しないか見ててやるわ」

D「場所はうちの庭を使っていいぞ」

 

こんなABCDくんがいたとして、罪になるのは誰でしょうか

 

デデーン! 全員、アウトー!

まとめて適用範囲内です

決闘を申し込んだ者、決闘を受けた者、立ち会いをした者、場所などを提供した者はそれぞれ重さは異なりますが全員罪になります

実際に当事者として相手を殺傷した場合には殺人罪や傷害罪と比較し、重い方で処罰されるそうです

 

ただこれねー、決闘と喧嘩って結構曖昧なんですよね

時と場所と戦い方を指定して問題解決のために互いに暴力を振るうことが決闘の定義になっているような感じですが

実際は例に挙げたように「気に入らない」程度の理由でも問題解決のためと見られますし、時と場所と戦い方の指定もちょっと曖昧

例えば居酒屋で男二人が激しい口論をしていたとします

 

店主「喧嘩するなら外の駐車場でやってくれ!」

A「そうだな。おい表に出ろ」

B「俺は空手をやってるんだ。どうなっても知らないぞ」

 

これだと店主は場所の提供、AとBは互いに「今から」「駐車場で」「素手で戦う」ことを暗黙のうちに了解しているように見えます。場合によっては決闘罪になりかねないんじゃないかな?

警察機関ってそのあたり結構場当たり的な解釈でやることが多いイメージ。判例も殆ど無いに等しいし

 

決闘罪は必要か

決闘罪っている? 本当にいる? これ

古臭いとか法律として矛盾が多いみたいなことを言いたいのではなく

別に決闘してもよくね?

誰かに迷惑かけてんの? あんたに関係ないじゃん! 権力の犬が!

ってことでちょっとそのあたり整理してルール考えてみた

 

正しい現代風決闘の流れ

さて、基本的なルールと流れ

決闘を申し込むことが出来る条件について。クソ長いです

 

 

まず必要になるのが互いに一度でも実際に面識があること。相手の社会的立場がわかっていること。それを挑む側が証明出来ること。二人で撮った写真などがあればベストですね

挑む側も挑まれる側も20歳以上であることが必須条件です

 

証拠を持ったら現金5万円と印鑑、身分証明書を持って地域の市役所窓口へ行って下さい。必要な金額は相手の立場によって上がることもあります。印鑑は無くても拇印で可

印鑑のかわり指を切って血判を押すのがサムライであるとされますが意外と痛いので気を付けましょう。親指なので日常生活のあちこちで痛いです

 

窓口に行って「決闘したいんですけど」と申し込むとまず記入用紙が渡されますので、書きながら次に呼ばれるまで待ちましょう。決闘理由は割りと適当でも通ります。血液型を書く欄もあるので知らない方は事前に調べておくといいですね

呼ばれて窓口で記入用紙、身分証を渡すとまた時間を置いて再度呼ばれます。ここで記入漏れや不信な点が無ければいよいよ憧れの『果たし状』を出して貰えます!

なお果たし状はホームページで公開されているので、こだわりの用紙があれば印刷して持参してもいいようです。内容が合っていれば手書きでも大丈夫。和紙に筆書きがサムライ。一番最初に持参したことを伝えておくといいでしょう

 

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果たし状にはその場で記名と印を押すのですが、役所はボールペンしか用意していないことが殆どです。筆と墨は持参しましょう。一度持ち帰り家で書いてきても大丈夫です。やっぱり印刷してきた方がいいですね

自分の名前を書き終えたら果たし状を返し一度帰宅します。この間果たし状は市長まで渡りますが拒否されることはまずありませんので安心して下さい

早ければ二週間ほどで役所から連絡が来ますので窓口で市長が署名済みの果たし状を受け取って下さい

 

さて、いよいよ相手に叩きつける段階です!

掛け声としては「お頼み申す」が最もポピュラーで相手もわかりやすいのでおすすめです。一瞬で「来たな」とわかりますからね

相手の目の前で果たし状を広げ、大きな声ではっきりと読み上げて下さい。結構難しい文章ですしつっかえると恥ずかしいので家で練習して来ましょう。忘れがちなのですが当日の日付けまでしっかり読み上げるように

 

ここで相手に拒否されたらそこまでです。終わり。どっちにしろ5万円も返ってきません。悔し涙を流しながら一礼して帰りましょう。何もする気が起こらなくなるので事前に有給を取っておくのがおすすめです

無駄な出費を避けるためにも相手とのコンセンサスが大事ですね

 

無事挑戦に同意が得られたら、果たし状に相手分の記名と捺印を貰います。ここでは相手の分の筆と墨と朱肉を用意して行ってあげるのがサムライです

互いの同意が書面上でも得られたら、今度は話し合って時間と場所を決めて下さい。場所はどこでもいいわけではありません。基本的には公共施設に限られます。一番いいのが警察署か消防署。無関係の者をシャットアウトしてくれますし、立ち会いの経験が豊富な担当者が在籍していることが多いです

 

使用する武器や、どこまでやるか(死ぬまで、参ったを認めるなど)は当事者同士で合意を取っておき立会人に伝えましょう

さぁあとは戦うだけ。思う存分暴力しましょう!

 

 

まとめ

決闘で一番面倒なのが誰彼構わずふっかけて拒否したら逃げたなどと勝ち誇る奴。それを防ぐためと各種手数料で最低5万円を税として納めます

挑戦された側が断るのはノーリスク。役所の手続きに時間がかかるのも頭を冷めさせるいいクールタイムになるでしょう

 

 

……ダラダラ長々と何を書いてんだっつーね

もうね、この手のはね、想像して書いてるのが楽しいの。自己満足なの!

なので今後もよくわからない妄想ネタは書いていこうと思う

でも本当に決闘はあってもいいと思うんだよなー

 

おしまい!