世の中褒めロボ

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大坂なおみさんとみどりのマキバオー

どうも、JISです

 

大坂なおみさんの人種がどうこうの話

 

優勝おめでとうなんて恥ずかしくて言えないくらいテニスクソにわかで、申し訳ないけど大坂なおみさんのことも今回活躍するまで名前も知らなかったのですが少し首を突っ込んでみます。

てか何が問題になってるのかも正直よくわかってないですが名前をよく見るので。

 

まず単純な話、スポーツは体格がかなり影響します。

プロボクシングが17も階級分けされているのは数キロ数センチのウェイトとリーチの差が大きな影響を及ぼすからですね。

瞬発力を必要とするテニスも当然体格や筋力の影響は大きくて、持って生まれた体格は知っての通り人種でかなり差が出ます。アメリカ人、と言ってもアメリカはかなり人種が混合している国ですが、それでも平均すると男女共に身長で5センチ以上、体重で10キロ以上アメリカ人の方が大きいです。

 

で、スポーツで日本人が勝った負けたの話を見た時に、見る人によっては『人種』や『国籍』ではなくこの『持って生まれた体格差』をかなり重要視している人がいます。

『日本人として生まれた時点で不利』であるはずなのに、世界を相手に活躍していることにロマンを感じるんですね。多分。

そういう見方をする方々からすればハーフは「日本人としてはノーカウント」となってしまうわけです。しかしこれは人種差別や国籍の話ではなく、スポーツ観戦の感情としては昔からどこの国でもあることです。

 

2015年にラグビーWカップで日本代表が南アフリカに歴史的勝利を収めたことは記憶に新しいですが、当時国内だけでなく世界中で日本代表選手を応援する声が聞こえてきました。これも『体格差で不利な弱小国』のはずなのに優勝候補に勝つという面白さがあったからです。

その他国際試合やメジャーリーグに行った日本人が活躍しているニュースでも、シンプルに「日本人が活躍して凄い」だけではなく『不利なのに活躍して凄い』という気持ちを持っている人は沢山います。自覚しているかどうかは知りませんけど。

 

もの凄く乱暴な例えをすると「ドーベルマンにかけっこで勝つチワワ」が好きなんですよ。人間は。

その点大阪選手はどう見てもチワワじゃないよねってなるわけです。

しかしハーフだから人種として劣っていると馬鹿にしているのとは逆で、むしろ劣っていないからスポーツの観戦レギュレーションとして人種日本人ではない。でも日本に国籍あるなら論じるまでもなく事実として日本人だよね。

このあたりを頭の中で消化して国籍や人種問題の話とスポーツ観戦のスタンスの話、誰がどの立場から物を言っているかをごっちゃにするから論点ずれるんだろうなと思いました。

 

じゃあ参考書おいておきますね