本当に宇宙人がいるなら何故地球に来ないのか
どうも、地球内生命体です
「宇宙人はいると思いますか?」
この問を投げかけられた世間の返答が変わってきているのを感じています
少し前であれば宇宙人なんて完全にオカルトの分野であり、UFOや幽霊と同列に語られてきたもの。まぁ今でも屋上で手を繋いで輪になって「宇宙人と交信している」なんてやっていれば電波扱いされるのは間違いないですが
それでも最近は「宇宙人はいるか」と問われれば「地球人がいるんだから宇宙のどこかにはいるだろう」と答えるのが一番論理的であり支持されているようです
これについて異論が無いわけでもないのですが今回は置いといて、『宇宙人はいるもの』として話をします
では何故この宇宙のどこかには必ずいるはずの宇宙人は地球に来ないのでしょうか
宇宙人が地球に来ない理由
何故宇宙人は我々の前に姿を見せないのか。よく言われる説は
- 政府などが隠蔽している説
- 誰にもバレずに地球を監視している説
- 宇宙人はいるが地球には来ていない説
- 宇宙人なんていないよ説
- 昔は来てたけど最近来てないよ説
色々ありますが陰謀論は取り上げても仕方がないので、ここは三番目の『宇宙人は存在するが地球には来ていない』を考えてみたいと思います
地球に来れない理由は何か
宇宙人が地球に来れないのは単純にまだ見つけていないか、もしくは技術的な問題が大きいと思えます
「生命は存在するが、何万光年といった距離を旅行する技術が存在しない」んですね
例えばある人はこう言います
「実は地球はとても進化が早かった惑星なんだ。他の星の生命はまだ微生物として頑張ってるよ」
ん~~ないとは言えませんが、地球の年齢は45億歳。太陽は46億歳。宇宙の年齢は138億歳
人間が猿とは違う種族になって600万年くらいと言われています
宇宙スケールで見れば100万年なんて誤差みたいなもので、未観測の宇宙を含め無限に近い恒星系と惑星があるとするならば、地球とそっくり似た環境で誕生が1億年早い星なんてものもどこかに当然あるんですよね
今の人類より1億年進んだ文明、科学技術を持つ知的生命体です
それでも出会えていない
技術的障壁
もし知的生命体が他の知的生命体を探そうと思った時、闇雲に惑星に近付いて望遠鏡で探すのではなく、今地球で人間がやっているようにある程度遠くから観測して計算して、あそこに居そうだぞっとあたりを付けているでしょう
地球なんかもう生まれた当初から見ただけで水だらけですし、ここ100年間明らかに人工的な電波は飛ばしてるし、人間より1億年進んだ文明だったら簡単に見つけそうなものです。もうどう見ても生物いますもんここ
そこで問題になってくるのが、技術的障壁。物質は光の速度を超えられません
よくSF世界ではワープ航法やワームホールを利用して、宇宙スケールの距離を一瞬で移動したりしていますが、これは本当に可能なのでしょうか?
1億年進んだ文明があればこれを使って地球を見つけてたどり着くことが可能なのでは?
ってことが言いたかったの今回!
どれだけ技術が進歩しても出来ないことがある説
例えばタイムマシンを否定すること、タイムマシンなんてできっこない理由として
「もし未来でタイムマシンが出来るのならば現代にタイムトラベラーがいなくてはおかしい」と言われることがあります
これがそのまま正しいとは思いませんが、一定の説得力は持った説ですよね
このタイムマシン否定説において人類は絶滅することなく技術が天井知らずに発展し、それでも物理法則的に不可能であることを主張する話です。もし物理法則的に可能であってもそれを達成する以前に人類は未来のどこかにおいて滅ぶのでタイムマシン議論は無意味だと
これに近い話が宇宙人が何故地球に来ないのかの理由でも言えます
人類より遥かに科学技術が進んだ文明はとても高い確率で存在します。その文明を持ってしても、惑星間航行は不可能なのではないでしょうか?
ワープ航法不可能説
SFで言うワープ航法、ワームホール航法は簡単に言えば空間の一点と一点を繋げてしまう技術。ドラえもんで言うところのどこでもドアです
ハンカチ上の角から角へ急いで行きたい時、速さを求めるのではなく角と角を持って輪っかのように繋げてしまおうというなんとも反則くさいやり方
これが使えれば他の恒星系から太陽系へ来ることなんて造作も無さそうですし、太陽系に来てしまえば地球人なんてあっという間に見つかるでしょう
でも宇宙人来てない
亜光速航法不可能説
SFでよくある宇宙を旅するもう一つの方法が光速、あるいは亜光速航法です
光の速度秒速30万kmに極めて近い速度まで加速して宇宙空間を移動する
これもかなり技術的な問題は多いです。まず加速する方法からして難問ですが、亜光速なんかで飛んでたらちょっとした微粒子で船体に穴開くので水のバリアが必要だったり
航法は安定してもそれでも何万年もかかる距離なら必要なのがコールドスリープ。でも普通にやったら細胞壊れて人間死んじゃうし・・・
これらはいつかクリアすべき課題として考えられていますし、一般人からしても何万年とか技術発展すればいつかは出来るのではと楽観的に捉えられがちですが
本当にいつかは可能ならば、それを使って地球を訪れている地球外生命体がいてもおかしくないはずなんですよね。遥かに技術が進歩してる宇宙人は確実と言っていい確率で存在するんだから
宇宙人はいる説の裏側まとめ
「宇宙は無限に等しく広いのだから宇宙人はいるはずであり、その証拠が人類である」
とても説得力ありますが、これを正しいとした時に見えてくる裏側が以上に挙げた
- 人類より遥かに進んだ文明を持つ種族もいるはず
- それでも地球には来ていない
- 技術発展には限界があるのではないか
といった仮説になります
正直どうでもいい人にはどうでもいい話だろうし、技術に限界あって当たり前じゃんなんて冷静に返されては何も言えないんですが
SF好きにとっては結構衝撃なんですよね。例えどれだけ科学が進歩してもワープ航法出来ないなんて
この説が間違っていることを祈ってここで終わります
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