本当は全く知らないのにそれっぽいアドバイスをするコツ
どうも、エルフです
皆さん人にアドバイスをする機会などはあるでしょうか。
自分が得意な分野でアドバイスをする場合は良いのですが、全く知らない分野でアドバイスをする時は困りますよね。
すんなって話ですけれども。
知らねーならアドバイスすんなっつー話ですけれど。
でもしたいじゃん? ぶりたいじゃん?
僕得意なんですよ。全く知らないことでアドバイスするの。
要は嘘つくだけなんですけど。
ちょっとやってみましょう。
全く知らないことをアドバイスするロボ
いくつか全く知らないことについて「それっぽい」アドバイスをしてみます。
証拠はありませんが、もし本当のことを言っていても特にググって得た知識などではありません。全部適当です。
騙されないように気を付けて下さい。
ロッククライミング初心者に大事な3つのこと
これからロッククライミングを始めようという方に向けたとても大事なアドバイス!
意外と知られていないことも多いですが、これを怠ると命に関わります。
きちんと知識を得て、なるべく危険は排除していきましょう!
前日はお風呂に入らない
玄人には常識ですが、ビギナークライマーには知られていない豆知識です。
当日は勿論、前日夜もお風呂に入るのはNG。
せめて前日昼までにシャワーで済ませ、それ以後の入浴は我慢しましょう。
理由として、お風呂に入ることで新陳代謝が上がり手汗をかきやすくなるんですね。
当日朝にお風呂に入った場合と入らない場合では発汗量が20%以上違うデータもあります。
ちゃんと下を見る
よく高い所が苦手な人へのアドバイスに「下を見るな」といったものがありますが、
クライマーでそれでは通用しません。
万一滑落しそうになった場合に対処するため、きちんと後方の足場を確認しておくことも大事です!
より危険なポイントに差し掛かった時こそ、一度下を見て確認する癖をつけておきましょう。
ポケットには飴を
疲労を回復する糖分補給だけではなく、実は飴を舐めることには恐怖心を和らげる効果があります。
よくメジャーリーガーがガムを噛んでいるのと同じように、無意識に口を動かすことで集中力を高め緊張を緩和させるなどとても有効なアイテムです。
塩分が含まれているものもいいですが、水を多く持ち込むのは重量の問題があるのでそのあたりをしっかり考慮しましょう。
無人島に漂流した初心者に大事な3つのこと
船や飛行機が墜落してしまい無人島に漂流してしまうことはよくありますね。
そんな時、遭難初心者はパニックになりがちです。
冷静に行動することが生死を分けますのでまずは知識を蓄えておきましょう。
漂着地点から動かない
無人島に着いてから初日、二日目あたりまではあまり遠くまで行かないようにしましょう。
すぐに救助が来てくれる可能性もありますが、それよりもまず荷物類が流れ着く可能性が高いです。
流れ着いた貴重な道具がまた波にさらわれて行かないよう初日は海岸付近で見張りましょう。ここで何が手に入るかで今後の生活がかなり変わってきます。
昆虫食のヒント
無人島のサイズにもよりますが、食糧は昆虫か魚が主になります。動物がいて捕まえられればいいですが、普通はいたとしてもせいぜい鳥類で捕獲難易度はかなり高いでしょう。
昆虫は様々な毒を持つものが多く、どれが食べられるかの知識は重要になってきます。
見分ける知識を持たない初心者にとって比較的安全な確率が高いのは
- 地味な色合い
- 硬い甲殻に覆われている
- 樹液を吸っている
- 大型
これらのうちより多く当てはまるものほど食べられる可能性が高いと言えます。
諦めも大事
山があって、川や湧き水があって、動物がいて……なんて巨大な無人島が実際にあるのかわかりませんが、そこまでの規模であれば自給自足も可能かもしれません。
しかし多くのケースでそうではないでしょう。水と火が無ければ生きていくのに必要な飲水を安定して確保するのは絶望的です。雨水だけではとても保ちません。
いざとなったら木材を組んで島を脱出するのもいいでしょう。それも駄目ならば諦めるのも手かもしれません。
初心者魔王が覚えておくべき3つのこと
魔王就任おめでとうございます。
ここではまだ魔王になって日が浅い方々向けに勇者の殺し方、魔王としての心構えをレクチャーしていこうと思います。
歴代の魔王と同じように立派な悪の帝王となれるようしっかり学んでいきましょう。
魔王は城で構えるもの
よく「勇者が育つ前に魔王自ら攻めればいいのでは」などとほざくやからがいますが、言語道断であります。
魔王とは物語の主催です。平和な人間共の世界を恐怖のどん底に陥れる。そこから話は始まるのです。
主催者は自ら出向いたりしません。
雑魚を差し向け成長を促し、仲間と共に苦難を乗り越えた勇者を見事返り討ちにする。それこそが魔王の矜持なのです。
宗教施設と光ってるところは潰しとけ
魔王は勇者を迎え討つものですが、しかし勇者は卑怯なことに死んでも生き返ることが多いです。流石にこれは反則ですね。
教会や寺、神社などの宗教施設は要注意。多くのケースでそこから生き返る様が目撃されています。
また、最近では『やたら目立つように光っている場所』も注意すべきです。
どんな理屈なのか、そこから再生するのが勇者という生き物です。気持ち悪いですね。
見つけたら潰しておくように部下に通達しましょう。なんなら逆に利用して、勇者が立ち寄った後に硬い壁などで囲ってしまうのもいいですね。『詰み』ってやつです。
宝箱の中身はよく考えて
新人魔王がよくやらかすランキング今年の5位。
『勇者が旅立った直後にすげー強い剣を与えてしまう』
確かに魔王は勇者を育てあげ、立派になったところを討ち取るのが華ですが、面倒だからといっていきなり序盤の洞窟などに最強の剣を置くのは最悪です。
かなりの確率でそういった勇者は剣を手に入れた直後こそ喜びますが、魔王城までたどり着かずに冒険に飽きてどこかへ行ってしまうことが統計で出ています。
きちんと段階を踏んだアイテムを宝箱に仕込んでおきましょう。
まとめ
以上、全く知らない分野にアドバイスしてみようのコーナーでした。
ちょっと自分で書いてても「なるほどな~」なんて思いかねない内容でした。恐ろしいですね。魔王なれんじゃねーかな? ってちょっと思いましたもんね。
重要なのは想像力です。その分野ではどのようなことが一般的に言われていそうか想像し、そこをちょっと外すのが『それっぽいアドバイス』のポイントです。
何の役に立つんでしょうか? 詐欺まがいの占い師とか出来るかな?
皆さんもやってみましょう。
苦情とか責任とかそういうのはやめて下さい。
僕は何も知りません。
それにしてもイラスト屋はなんでもありますね。