RPGでそこら辺に落ちてる宝箱って誰が置いてんの?
どうも、ミミックです
皆さんゲームは好きですか?
ここはてなブログでは意外とゲーム好きのブログって少ない気がする。
僕はゲームが好きで特にRPGを好むのですが、物語は結構客観視して遊んでるんですよね。
小説読む時なんかも特に誰かに感情移入したりしない。キャラクターはキャラクターとして見ています。
ただね、妄想することはある。
「これなんでこうなってんだろ?」って
想像じゃなくて妄想ね。
例えばさ、町と町を繋ぐ山道とかね。
魔物が徘徊してて主人公一行は戦いながら進むわけですよ。木々がまばらに生えてる山みちを。
そうして道をダッシュしていると、宝箱がね、落ちてるんですわ。
「お、みっけ」つってパカっと開いて中身回収して先に進むじゃないですか。
でもさ、ここ町と町の間なんですよ。交通路なんです。
そんな見える場所に宝箱あるか?
宝箱あったとしてさ、他の誰かが絶対もう開けてるじゃん。
そもそも宝箱ってなんだよ。誰が置いてんだよ。
遺跡とかで昔住んでた人が箱に入れて道具を保管してたとかならわかるよ。でも道で保管しないだろ。
でね、なるほどと。
気付くわけです。
あれは宝箱じゃねーんだなって。
一応表現上宝箱の形にしているだけで、あれは死体です。
魔物に襲われて死んで肉を食い漁られ、白い骨とそこにこびりつく赤茶けた腐肉とズタズタに引き裂かれたボロ布。
それが宝箱の正体。本当は死体なのを表現をボカしてるだけね。
道理でちょっと見えづらい場所とか行き止まりによく落ちてると思ったよ。
魔物から逃げ、隠れ、追い詰められてそこで絶命したんですね。
主人公一行は、その元冒険者なのか商人なのか一般人なのかわからない死体の周りに散らばっている道具を拝借していたんです。
では何故他の通行人は同じことをしないのか。
死体の周りに使える物が散らばっているなら、通りがかった他の誰かが既に持ち去っていてもおかしくはないでしょう。
それにはこんな理由があります。
町と町を行き来する交易商人にはこんな言葉が伝わっている。
「死体には絶対に近付くな」
死体から物をかっぱらった者は次にベッドで眠るまで生きちゃいない。
死体のそばに落ちていた道具には必ず「匂い」が付いている。腐臭か、臓物か、血の匂いか。魔物はそれを嗅ぎつけ近寄ってくる。
戦う術が殆ど無い商人にとって魔物は避けるべき存在。逃げ隠れしながら命からがら日々を生きています。
どれだけ身を隠し、体に魔物の匂いを擦り込んでごまかしても、強烈な匂いを放つ遺物を嗅ぎつけられてしまう。道中で完全に遺物の匂いを消すのは難しい。
一番恐ろしいのは夜。
匂いに敏感な嗅覚の鋭い魔物は夜行性が多い。見通しの効かない闇夜で奴らに襲われて生きて逃げられた例は無い。
「死体には絶対に近付くな」
こうして交易商人の間で語られてきた知恵が、冒険者や旅人にも広まり誰も死体あさりはしないわけです。
主人公たちは強いので関係ありません。バンバン死体あさります。
若干サイコパス感ありますが。
以上、宝箱は死体であるという妄想を書く回でした。